日帰り呉旅行 ~ライブに牡蠣に博物館~

雑記

4月24日(日)に広島県の呉市まで日帰りで行ってきました。

呉に行ったのは2019年の10月以来、2年半ぶりの来訪となります。
うつ病になってから初めて旅行できたのが呉で、病気と立ち向かう元気と自信をくれた思い入れの深い町でもあります。

旅のメインは艦これのライブを見に行くことでしたが、商店街の祭りや大和ミュージアムにも行ってきたのでその様子をお伝えいたします!!

旅をするときのうつ病の悩みなんかもあわせて紹介します。

以前の呉に行った様子や艦これってどんなゲーム化知りたい方はこちら↓↓

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あれやこれや自分で準備

旅行の楽しみでもあり最も大変な作業が、事前の下調べだと思っています。
どの観光地を周るか、電車の時刻表、お土産、宿泊先の予約、当日のスケジュール、など考えること調べることがたくさんあります。

こういったことは割と得意な方ではあったのですが、うつ病になってから思考力や判断力が低下していって、恥ずかしながら予約や調べものは家族にお願いして後をついていくのがやっとでした。


それでも今回の旅はこれまでとは一味違います。
2年半前とは打って変わって治療も順調に進んだため、一人で旅行の準備をすることができました。

行きたい場所の選定から新幹線の予約をスマートEXでやったり、Twitterで情報を集めて現地の美味しいものを食べたりと無駄のないスケジュールで旅行できて満足しています。

病気が快方に向かっているのを直に感じ取ることができてとても嬉しかったです。

大和ミュージアム

呉といえばやっぱり大和ミュージアム!
大和と言えば宇宙戦艦ヤマトしか知らないって方も多いのではないでしょうか。かく言う私もその一人でした。

海軍の秘密兵器でその力を十分に発揮できないまま沈んだ軍艦として学校の授業で習った程度です。

大和ミュージアムではそんな戦艦大和が10分の1サイズで再現されて展示されています。
初めて見た時はその大きさに圧倒されました。

残念ながら今回は展示をゆっくり見る時間はなかったのですが、博物館の雰囲気と空気感を感じられただけで満足でした。
各種の展示物は前回来た時に何時間もかけてしっかり観覧したってのもあるからね。

もちろん今回も障がい者手帳を利用させていただきました。
本当にこの制度には助けられています。

お土産もたくさん買って博物館を後にします。

ぶち美味かった牡蠣料理

今回何気に楽しみにしていたのが、牡蠣を食べること。
前日からTwitterで美味しそうな写真が流れてきていたので、お昼ご飯はここで食べようと決めていました。

大和ミュージアムから少し離れた場所で「呉かきフェスタ2022」捕れたが開催されていて、呉で捕れた焼き牡蠣と牡蠣飯をいただきました。

新鮮な呉の牡蠣はぶち美味い。(広島弁でとてもおいしい)

焼き牡蠣は人生で初めて食べたかも。

身は大きくぷりぷりしていて、何より牡蠣のうまみが凝縮されていて、これまで食べてきた牡蠣とは一味も二味も違いました。
子どもの頃はどちらかというと苦手な食べ物でしたが、これなら何個でも食べられる美味さでした。

焼き牡蠣(500円)
牡蠣飯(400円)

しかも焼き牡蠣が3個で500円、牡蠣飯が400円という安さ。
ホンマにこの値段でいいのって感じです。
ぜひ呉に来た際は一度食べてみてください。

呉の人のあったかさときれいな街並み

呉に行って何より驚いたのは町をあげてお出迎えしてくれたことです。

このイベントが始まる前から「おかえりんさい、提督さん。」「よぅ来てくれたのぅ提督」のキャッチコピーが書かれたポスターが町の至る所に貼られていました。

商店街を歩いていたら商店主さん達からたくさん声をかけられてとても嬉しかったです。
呉市外から延べ一万人以上が訪れて、それを受け入れてくれる呉の町ってスゴイ!!
お土産にビールと間宮羊羹を買って帰りました。

呉の町の風景

私の旅の楽しみ方の一つが街並みをじっくり見ることです。
その地域の文化や気候なんかがわかって面白いです。

呉は軍港があった町なので客船や造船施設が身近に見られます。

すぐそばに大きな山があって、急な斜面に沿って家々が建ってるのも特徴的です。
海軍に入る人が増えるにつれて山の方にまで家を建設していったのが理由みたいです。
お天気はあいにくの雨でしたが、山に霧がかかって見えたのも風情があってよかった。

またツツジがちょうど見ごろをむかえていてすごくきれいに見えました。
雨粒にあたっていっそう美しく咲いていました。

艦これライブ

呉市のマスコットキャラクター「呉氏」

呉の町を満喫した後いよいよ艦これライブ!
ゲームの曲をアレンジしたバンドの演奏をいつ聞いても最高です。

呉公演ならではの演出として市のマスコットキャラクターの「呉氏」がキレッキレのダンスを披露してくれることです。

オリジナルソングの「君くれハート」は一度聴いたら耳が離れない名曲(迷曲?)です。

ライブが終わってからも終わらないのが呉の良いところ!
大和ミュージアム前に集まってみんなで「艦娘音頭」を踊ります。
大勢の人が呉で集まって一同に踊る様子は圧巻です。
呉市長も応援に駆けつけてみんなで一緒に踊りました(笑)

艦娘音頭の様子 (艦これ運営「C2機関」Twitterより)

音頭が終わった後はラーメンを食べて帰宅の途につくのでありました。

呉の日帰り旅行を終えて

まずはじめに呉に無事行って帰ってこれたのでよかったです。
出発の一週間前くらいから調子があまり上がらず横になっている時間が多かった中、できる範囲で行きたい場所食べたいものを調べて、呉にまで行けてホッとしています。
朝起きれないことが続いていて当日早く起きれるのか心配でした。

それでも当日は予定の時間よりも早く起きることができ、2本くらい早い電車で余裕を持って現地まで行くことができました。

そのおかげで艦これのグッズも買えたし、大和ミュージアムも見学できたし、牡蠣飯も売り切れる前にギリギリ買うことができたし、商店街をゆっくり周ることができたし、艦娘音頭も踊ることができたし、充実した一日を送ることができました。

自分で調べて行動して満足のいく旅行にできたのですごく成長を感じています。
ブログも始めたこともそうですが毎日散歩したり日記をつけたり勉強したり、そういった積み重ねが今回の旅行に行けるようになった理由だと思います。

うつ病になってから「できなくなったこと」を「できること」に少しずつ変えていって自信をつけていきたいと思います。

何度でも行きたい!帰りたい!
そう思わせる魅力が呉にはあります。
これからもまた元気をもらいに呉に行くことになるでしょう。

呉市の関係者の皆様ありがとうございました。

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